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礼拝説教要約(20131229日)

                         聖書・Tコリント121227
「一年を振りかえって」

 今年の年頭に当たり「2006226日に献堂式を行い、ちょうど7年になります。主の豊かな恵みにより、会堂建築の借入金も前倒しで完済できました。真に感謝です。しかしここで、ホットして胡坐をかいてしまってはなりません。復活の主が天に帰る前『あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授けなさい。』(マタイ28:19)と言われた使命を、強く心に覚えたいと思います。この4丁目に新たに土地を得、移転新築したのは、自動車も来易く、更に多くの人々が教会に来て、福音の恵みに預かれるようにとの目的だったのですから。主もそれを「善し」として、色々な奇跡的出来事をもって祝福くださったのですから。今こそ、伝道に力を注ぐ時です。生きたキリストの体として栄光を顕したいと申しました。

 そして、2013年標語聖句「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」(Tコリント12:27)が示されました。そのような思いを持って、イースター、ペンテコステ、クリスマスの教会の祭り、アシュラム、JC夏季キャンプ、特別伝道集会、バザー等の行事や会報発行を一生懸命、皆が力を合わせ、励んでまいりました。標語聖句通り、一人一人が賜物、能力を、ここにおられる方々は生かし、用いてくださっていると思います。そのかいあって、感謝なことに、3名が洗礼を受けられました。教団、教区の受洗者が平均1名あるかないかの状態の中では真に喜ばしいことです。

 しかし、皆が感じているように、礼拝者数は少なくなっており、寂しさを覚えます。高年齢化や体調を崩しというのはいたしかたないとしても、信仰が弱ってと思える人々もいます。これらの人々が強められる必要があります。主がそれらの人々を必要として、ここに集めてくださったのですから。

 標語聖句の前段22~26節に「体の中でほかよりの弱く見える部分が、かえって必要なのです。体の中でほかよりの格好が悪いと思われる部分…見苦しい部分…見劣りのする部分」を「もっと格好よくしようとし、…見栄えよくしようとし、…いっそう引き立たせて、体を組み立てられました。」と言っています。ほかより弱く見える部分が強く、美しくなってゆく必要があることを示されました。

 じつは、役員さんには打ち明けていたのですが、今年度の終わりが、任期更新の年でありましたから、伝道が前進しないなら、わたしは退き、若い、新しい人に来ていただくことも考えさせられ、祈ってまいりました。

そのとき、伝道することは当然ですが、自分がこの教会に赴任した時は、もっと良く訪問していた。もっとその人をよく知りたいと積極的に関わった。時にはうるさい、迷惑と思われることもあったろう。しかし、イエス様の例え話に、友達が尋ねてきて、もてなしの準備が無い。真夜中にもかかわらず、もう一人の友のところに行って「パンを3つ貸してくださいと」頼む。「面道をかないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけにはいきません。」(ルカ11:5~)と断るのも無視して、熱心に願い求めるので、ついに与えるという話をおもいだした。

 そうだ、伝道者になった時、この教会に着任した時の初心に戻りら無ければならない。もっと魂に寄り添うことが大事なのだということを示されました。訪問等に多くの時間を用いると、教会の他の活動面で皆さんに担っていただかねばならない面も増えることになろうかと思います。しかしそれこそが、今年の標語聖句の意味でもあります。新しい年度、新しい標語聖句を示されてはいますが、今年の聖句が成就したわけではありません。ですから皆さんと共に、今年の聖句も継続しながら、新しい年も進んで行きたいと願っています。

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